石の上にも3年。よく聞く言葉ですよね。
就職して3年続けてみるとその仕事の意味、背景等が分かると親や人生の先輩に言われた記憶があります。
僕は24歳の年で2回転職しました。先人の方たちの言葉を見事に無視していますね。ありがとございます。僕がかの有名なゆとりです。
僕が親の立場だったら29歳までに転職2回ならまだしも24歳までに転職を2回するなんて頭おかしいと思います。
今回はタイトルの通り20代で2回転職する人はやばいのか?無事に転職できるか自分の経験を交えながら記事にしてみました。
全然転職できる
結論から申し上げますと普通に転職できます。この時点でもしかしたら「あ、こいつ社会なめてるな」と思うかもしれません。なめてます。
もし20代で転職2回ってやばいですかね?と自分が後輩とかに相談されたらやばいよと答えます。
ただ転職できたというのはいくつかの理由があります。
- 売手市場だったから単に運がよかった
- 退職理由がしっかりできていた
- 自分がなにをできるか、できないかがはっきりしていた
- 面接が得意だった
今でこそうまく言った理由を言えますが本当に苦労しました。3か月間フリーターをやったのですが苦しかったです。
朝の8時くらいにアルバイトに行って17時に帰ってきてご飯をつくると生活をしてました。
面接は週に1、2回は受けてました。
気まずいとかではなくただただしんどかったです。
行ってきまーすの瞬間はまだ良いんですけどバイト中は「俺なにしてんだろ。」感がすごかったです。

一緒に住んでいた人はよく許してくれたよね。

感謝してもしきれないでやんす。。
1回目の転職。新卒で入った会社を半年で辞めました。

クズです。
僕は新卒の就職活動を本当に適当にやったので全然やりたくもない求人広告の営業の会社に入りました。
朝からテレアポをして午後は飛び込み営業をしてアポイントを必死にとって数字を上げていく。
それを3か月くらい続けて「まったくこれを続けていくビジョンが見えないな」と思い半年で辞めました。「見えないな」ではなく見ていません。
というより仕事を始めてみて初めて自分が何をやりたいか考え始めたんですよね。
そして大学では法律のことを学んでいたので法務や労務をやりたい!と考え転職を決意しました。
意外なことに1回目の転職は全く苦労しなかったです。逆に半年で辞めたのがよかったのかもしれなかったです。
1社目の最終出勤日の次の日には2社目で働いていました。
2社目の面接をしてくださった社長がおっしゃっていたことが
- 1~2年だらだら働いたのではなくすぐ行動に移した(転職活動を始めた)のがよかった
- 退職理由をはっきりと言えていた。
- ちょうど管理部門で男性がほしかった
はい、運が良かっただけです。つらつら書いていますが結局最後の理由だろと僕も思いました。
2回目の転職。とても苦労した。

一社目を半年で辞め、念願の管理部門だーとか思って働いていたのも束の間、10か月で辞めました。本当にクズです。
父親には蹴られました。当然ですね。
ただこの時に父親に軽く蹴られたものの母親や付き合っていた彼女には自分の人生なんだから好きにしなさい。と言ってくれました。だからゆとりって言われるんだよ。
この言葉がなかったら僕は未だにフリーターかもしれません。本当に感謝しています。頭上がりません。
↓↓ちなみに2社目を10か月で辞めた理由はこちら
そんでもってよーし、転職活動するぞーとか思いながらスマホぽちぽちしながら行っていたのですが、書類選考は通るのですが1次面接を突破できません。
書類選考は通ります。20代という理由だけで通ります。本当に運がいいです。
1次面接を突破できない理由としては
退職理由がまったく共感できないと一回言っていただいたことがありました。
当時の退職理由としては
「管理部門に配属されて〇〇をやらせていただくという理由で入社したがそれができないと言われ話が違うので転職活動をしています」と言っていました。
まあ仕事を始めて2~3年やっている人が言っているならまだしも、新卒で入った会社を半年で辞めた人間にこんなこと言われても信用ならないですよね。
そういったことを言っていただき「目が覚めた!」なんて言いながら退職理由を変えて転職活動をしたらすんなり決まってしまいました。
ちなみにありがたい言葉を言っていただき変えた退職理由は
「より良い就労環境を求めて」と言っていました。つまり前職はブラックだったと遠回しに言っています。
そこで掘り下げられなければその会社も就労環境に自信がないということで僕のことを落としますし、自分の会社の就労環境が良いと自信があれば「詳しく教えてもらってもいい?」と聞いてくるので「実は…」と始めて言います。最初から詳しくは言わないです。
実際に23時くらいまで働いて残業代が1円もでていない会社だったので嘘ではなかったです。加えていま付き合っている人と結婚するときに安心してもらえないということも退職理由の一つとして言っていました。
やっぱり退職理由はポジティブな理由や自分の未来のことを考えたという風にしないと印象悪いです。
というより本当に運が良いですよね。こんなことを言ってくれる面接官の方はいらっしゃらないです。
ちなみにそれを言ってくれた方に面接にもう一回来ないか?とご提案していただいたのですが丁重にお断り申し上げました。もうクズとかそういう次元ではないですね。
当時は「君の退職理由にはまったく共感できないな」と言われディスられた!とか思ってました。あほです。
さいごに
そんなこんなで今人事労務の部署で働いております。しっかり残業代も出るし賞与も出ます。
僕は3か月で転職できたもののこれが半年とか1年過ぎたら冗談じゃなくやばいですよね?
今仕事を辞めたくてこの記事を見て下さっている方、ありがとございます。
20代で転職2回目?3回目?憶測ですが全然転職できます。市場は売り手だし、何より20代っていうだけですごくアドバンテージがあるんですよね。
ただ辞める時は本当に本当によく考えて転職してください。
退職理由が
- 衝動的ではないか
- 自分を変えれば解決する問題ではないか
- 未来のことを考えた退職か
上記のようなことを考えたうえで転職していただきたいです。
そして転職活動はあくまで自己責任です。誰かのせいなんてありえません。
転職活動を始めたのはもしかしたら誰かのせいなのかもしれませんが面接官はそんなの知ったこっちゃありません。
誰かのせいにしている内はうまくいかないので(僕はうまくいってませんでした)自分のためや自分の周りの人のためと思って転職活動をしましょう。
ただ死にたくなるほど辛い、しんどいなら退職しても良いと思います。
みなさんの転職がうまくいきますように。
ここまでお読みいただきありがとうございました。