会社を辞めたくなる瞬間って年に80回くらいありますよね。
僕は新卒で会社を入って半年で辞めて次の会社に転職をして10か月で辞めました。どうしようもないクズです。
ありがたいことに今の会社は周りの人も優しい方が多く、勤めてもうすぐ2年が経ちそうです。
そんな20代で3社目の自分が退職したいって思った時、自分の経験を踏まえてどうすればいいかをまとめてみました。
よろしければご参考にしていただけると幸いです。
退職は甘えじゃない


退職をしようとするとよく周りの大人の方が言いますよね。


3年はやらないとその仕事の意味もわからないし、君の就職活動も不利になるよ。


3年も続かないとは…。最近の若者は甘えてる!
やかましいって話ですよね。思考停止してとにかく3年間続けろというのは無責任な発言です。
大前提として仕事を始めて3年以内に辞めることが良いことか悪いことかは正直僕にもわかりません。きっと昔は悪かったんでしょう。
ですが新卒で入社して3年経つと25歳になっています。その3年間をやりたくない仕事であったり、最悪の人間関係の中で過ごすのは個人的にはとてももったいないことだと思います。
3年間
例えば新卒で入社して営業職に就いたとします。やってみてどうしても合わない、仕方ないことだと思います。
もちろん営業職という職種をリサーチしきれていなかったのは自分の落ち度ですが。
その3年間でやりたくないことを続けるより、やりたいことを本気で考え直してやりたい職に就いてた方が会社にとっても自分にとってもいいことですよね。


よく「3年後どうなっていたい?」とありますが、それが「別の職種で働いていたい!」と思ったら転職活動を視野に入れてもいいと思います。
何で退職をするか考える
さて、退職をしたいといっても理由がそれぞれあると思います。
今のご時世、入社して3年以内に辞めることは当たり前になりつつあります。
ですが、本当に「よく考える」ことが大前提です。
理由としては3年間続けたくない仕事を続けるより、よく考えないで転職活動をしてまたやりたくない職に就くことも非常にもったいないからです。


転職してわずか3か月で再び転職はもったいないですし、それは甘えと言われてしまっても仕方がないです。
下記よくある退職理由をご紹介いたします。
仕事が合わなかった
実際に職についてやってみて「なんか違うな」っていうパターンですね。
至極当たり前の話になりますが何も考えないで「何となく自分に合っていなかった」だと自分のためにもならないし、次の職場でも同じことを繰り返します。
合わなかったなら
- どうして自分に合わなかったのか?
- 仕事のどの部分が合わないのか?
- 今後も合う見込みもないか?
- 解決策はないか?
上記を考えていく必要があります。考えないと次の面接でも話せないですし。
ただ考え抜いてこの部分が本当に合わなかったと自信をもって言えるなら転職してもいいと思います。
人間関係
1番どうしようもない問題ですよね。大体の退職理由ランキングにベスト3に入り込んでくるものではないでしょうか。よくランキングでは3位とか5位に入っておりますが実質1位だと思います。
はっきり申し上げると人を変えることは相当難しいです。
個人的な考えですが、もし働いている職場の人間関係が悪くてあなたを理不尽に攻撃してくる人ならすぐにでも辞めていいと思います。
そこで反発してもいいとは思いますがうまくいくことは少ないと思います。というよりリスクが高いです。
人間、心に深い傷を負ったら立ち直りも遅くなってしまいます。なので自分を守るためにも攻撃してくる人がいたら転職しましょう。
また単に馬が合わない人だったら立ち回りを変えれば解決するかもしれませんね。
そこは労力はかかりますが自分が変わっていっていいと思います。
社風
こちらも入ってみないとわからない退職理由ですよね。求人によくアットホームな社風と書かれていますがそんな職場あるんですかね。
前の会社で


○○社長バンザイ!!!
とか言わされてた時期もありました。漫画やドラマでしか見たことなかったので本当にあるんだなと驚愕した覚えがあります。
この部分はある程度我慢しないといけない気もするのですが「本当にこの会社の社風むり!!!」となり精神的に病むレベルなら転職してもいいと思います。
金銭面
求人で見た金額と違うパターンや将来を考えたときにこの金額で働いていくのは無理だなと将来を考えたときに感じたパターンですね。
前者は嘘をつかれているのですぐにでも辞めてもいいと思います。信頼関係もあったもんじゃありませんね。
後者はもしかしたら5%くらい解決の余地があるかもしれません。相談できるなら相談してみてもいいことだと思います。
解決できるか考える


さて、色々と退職の理由がありますがまず解決できるかを考えた方が良いです。
例えば
- 上司に相談する
- 国に相談する
- ぶっぱなす
大抵は解決してくれないことの方が多いと思います。
上司も人なので保身に入る方が多いですよね。自分が人間関係で相談した時は


いつか笑えるようになるよ
と言われました。わけわからないですよね。今笑えてねーんだよ。
国に相談の場合は時間がかかることが多いです。ですが法的手段に則りたいのであれば一番効果的です。
最後のぶっぱなすはスッキリするかもしれませんが物理的に行うと犯罪です。やめときましょう。
何にせよ何もしないより良いレベルです。辞める覚悟があるなら相談をしてみてうまくいかなかったら転職しましょう。
ちなみに同僚に相談するはあまり意味がないですし、おすすめしません。同僚がどこかでそれを口にして上司の耳に入ってしまうと何もいいことはありません。
相談するなら会社とは関係ない人がいいですね。
面接ではあくまで自分が悪かったとする
さて、満を辞して退職が決まり転職活動を行い面接を行うと思います。
面接ではあくまで自分が悪かったこととしましょう。
というのは退職理由では絶対に「前職では給料が低かった」や「パワハラを受けていた」等と言ってはいけないからです。
面接官も人間です。給料が低かったは「なんでもっと就職する際にリサーチしなかったの?」と思われたり、パワハラを受けていたは正直に申し上げるとパワハラの受け取り方は人によって千差万別です。本当にパワハラを受けていたのに「本当にパワハラなの?」と思われたら意味がないです。
つまるところ「この人何か嫌なことあったらまたこうやって言ってすぐ辞めるんじゃないの?」と思われたら面接って受からないですよね。面接は前職の悪かったところを共感してもらう場ではないです。
大体退職理由はネガティブな理由だと思いますが面接官はそれを知っているのにやたらと嫌います。
なので退職理由ではとりあえずポジティブな理由を言いましょう。考えればたくさんあると思います。「将来のことを考えてうんたらかんたら~」と言いましょう。ちなみに私は「より良い就労環境を求めて」と言っていました。
さいごに
いかがだったでしょうか。最近ニュースでも「新卒が入社して3年以内に辞める心理」だの「3年以内に辞めた人の末路…」だの色々ありますが私は会社を3年以内に辞めることが悪いこととは全く思わないです。自分の人生ですし。
ただ


あいつむかつくから辞める!!!
等と勢いで辞めるのだけはやめましょう。自分の人生だからこそ安直に退職を決めないほうがいいです。
繰り返しになりますが個人的に3年以内に会社を辞めるのは悪いこととは思いません。ですが日本はあくまで職歴を重視します。3年以内に辞めた職歴がいくつもあったら選択肢はかなり狭まると思います。
なので自分の人生だからこそ辞めるのは本当に本当に考えて会社を辞めましょう。
転職活動がうまくいきますように。
ここまでお読みいただきありがとうございました。