「社員旅行行きたくない」「だったら給料くれよ…。」「帰りたくなったよおおおおおおおおおおお!」
僕が言っていた言葉です。最高に憂鬱ですよね。最高って良い意味で使われがちですが「最も高い」って読むので最も憂鬱って意味で間違いないんですかね。
今回は社員旅行は楽しいのか?僕は社員旅行で国内国外どちらにも行ったことがあるのでその経験をお話しできればと思います。


いつもの偏見です。
社員旅行に行くまで


まずはじめに社員旅行に行くまでの事や仕事の調整の大変さをご説明できればと思います。
社員旅行って大体2泊3日か3泊4日なんですよね。その間仕事はできないのでその調整だったり、営業の方は「社員旅行に行くので連絡取れません」と取引先に連絡をしているわけです。
というより「この間仕事できない」とか「営業先に連絡しなきゃいけない!」みたいのなければ社員旅行を楽しめる気がするんですけどね。日本の悪い体質なんですかね。
というよりそんなの気にしないでとっとと楽しめというのが本質なのでしょう。
社長より社員旅行があることを知らされる
まずはじめに社員全員で社長室や大きい会議室に呼ばれるんですよね。社員全員で呼び出しをくらうなんてほぼないので感の良い人は大体ここで感づきます。終わったと。
そこで社長は社員旅行があるとドヤ顔で発表するわけです。


「今年はラスベガスに行くよ!」
と。
そうすると社長へ媚売り族がまずはじめに


「きゃー!!!」
だの


「うおー!!!」
だのと叫ぶわけです。会社で「うおー!!!」って言うんですね。なかには「イエーイ!!!」っていう人がいました。イベントかよ。
一族はてんやわんやしてて僕はこの時点で笑いそうになったのですが、大体の人の顔がどんよりしていました。うける。
社員旅行の準備
さて、ドヤ顔やどんより顔を見た後は社員旅行に行くまでの準備を行わなければなりません。
冒頭でも書いたように「~までに仕事を終わらせる」や「〇〇様この日はお休みをいただくことになっておりまして…。」等スケジュールの見直しや顧客への連絡、班を決めたり結構てんやわんやします。
また海外に行くなんてことになったらパスポートを用意しなければなりません。
パスポートの用意なんて11,000~16,000円かかるわけです。僕の会社では実費でした。強制で行かされるんだから金払ってくれよ。こういうのがゆとりの考えなのでしょうか。
いざ社員旅行へ


さて、てんやわんやしながらいざ社員旅行へ行きます。
ちなみに僕の会社は強制参加なのでほぼ全員行きます。回避する人は本当にそれなりの事情がある人です。
これが休日だったら最悪ですよね。本当に金払ってほしい。
「行きたくない」だの「まじだりい」だの文句言いながら旅行になるとあることに気づきます。
そこそこ楽しい
これが意外に楽しいんですよね。それもそのはず。仲のいい人と固まっているわけですから。
「あれ?なんか遠足みたい。否!社員旅行だ!うおー!!!」となるわけです。
飛行機に乗ってはテンションが上がり、ホテルに着くやテンションが上がり、「というか仕事しなくてもいいんだ!?イエーイ!!!」となるわけです。
人って単純ですね。
国内旅行のいいところ
国内旅行の良いところは何と言っても近いところがいいですね。なんか本当に癒されに来たって感じですごくいい。
温泉街だったら温泉を楽しみ観光地だったらご飯や風景を楽しむことができます。最高。
おまけに海外だと英語で喋らなきゃいけないですがここは日本です。日本語を話して何が悪い!ドヤ顔で旅行を楽しむことができます。最高。
海外旅行に行って気づくのですが日本は本当に安全。夜も平気で飲みに行けます。
これが海外だとそうはいかないんですよね。夜に飲みに行く人は行くのでしょうがあまりおすすめされません。僕も基本ビビりなので行きませんでした。
僕は国内旅行の方が安全だからという理由で好きです。
国外旅行のいいところ
飛行機に乗ってる時間がしんどい部分は多少あるものの見るもの聞くもの食べるものすべてが新しいです。
日本って空が狭い感じや建物が細長い?イメージがあるんですよね。ですが海外は空はだだっ広いし建物の大きさも違う!この年になって海外に初めて行ったのですが一生に一回は行っておくべきだな~と勉強になりました。
特にご飯はギャップがすごいです。日本のものを求めてはいけないですね。はまる人ははまるのではないでしょうか。ちなみに僕はお寿司が食べたくなるタイプでした。
ですが初めて飲むお酒が多くて楽しいし美味しかったです!やっぱり色々とギャップはあるものの新しい発見が国外旅行の良いところですよね。
ちなみにこのブログでたま~にでてくる夕日子さんも海外で撮った写真です。


すごくきれいだった!!!
社員旅行のデメリット


さて、社員旅行って結構楽しいなって思う部分はもちろんあるのですがやっぱりしんどいなって思う部分はあります。
一つ一つご紹介いたします。
会社の人とだから気を遣う
仲の良い人といってもあくまで会社の人です。友達ではありません。年も違うしつい昨日まで一緒に仕事していたよね?とか思いながら旅行するわけです。
どこまでプライベートに踏み込んでもいいかわからないので、線引きを考えながらお話をするわけです。たまにタメ口をききそうになります。
共通の話題なので仕方がないですが仕事の話なんてなってしまったら楽しさが3分の1くらいになります。
おまけに必ずと言っていいほど飲み会はあります。そこで社長は再びドヤ顔をするわけです。


みんな楽しんでる?仕事のことは忘れて楽しもうね!
一見素晴らしいお言葉をもらっているかのように聞こえますが社長の携帯にはバンバン仕事の電話が入ってきております。本人が1番仕事を忘れていません。
ちなみに社長以外の人の携帯にもバンバン仕事の電話が入ってきておりました。大変そう。
ホームシックになる
おうちが恋しいです。ホームシックなんて言っておりますがつまり帰りたくなっております。
もともと行きたい旅行でもなかったので実はホテルに着いたあたりがピークだったりします。
帰りの電車は意気消沈する
「とにかく疲れた…。」となります。それもそのはず。気を遣いながら会社の人と同じ屋根の下で寝るわけです。疲れないわけがありません。
せめてこれが上司とかいないで同僚だけで行けたらかなり楽なのですがそれを言ったらただのわがままです。
図にするとこんな感じ


さいごに
いかがだったでしょうか。今回は実際に社員旅行は楽しいかについてご紹介しました。
楽しいっちゃ楽しいです。ここまで文句を垂れておりましたがむしろ僕は楽しんでいた方でした。
ただ大勢が苦手な人は本当に苦行だと思います。昔は社長が社員旅行に行くぞ!なんて言ったら手放しで喜んでいたんですかね。一定数は必ずアンチ社員旅行はいる気がしますが。
突然ですが世の社長様へ向けてのメッセージです。
結論:社員旅行はあったら楽しむけどなくても全然構わない
ここまでお読みいただきありがとうございました。