僕は新卒で入社した会社を半年、転職で入社した2社目を10か月で辞めた巷で言うスペシャルゆとり野郎でした。
そんな僕が今、3社目で働いているのですがついに入社した3年目を迎えました。我ながら成長です。ちなみに社会人経験は5年目くらいです。
仕事も一通り行い、後輩もでき、数ある中で一番下ですが役職ももらうことができました。ありがとう上司。
そんなこんなで割と社会人生活を波乱万丈で過ごしているのですが今回は
・会社を辞めたい方
・「会社に入ったら3年間はやれ!」と言われる方
上記の方達に向けて書いていきたいと思います。

一つの意見として聞いていただけたら幸いです
世の中の3年目の人たち
突然脱線をかまして申し訳ないのですが2020年6月10日現在、「職場 3年目」と検索すると

大体みんな辞めたがっています。ちなみに1ページ目はオレンジで線を引いたような記事ばっかです。
なので「そんなの当たり前だろ」とおっしゃる方もいるとは思いますが
入社して3年経った人はすごい!本当に自分を良く褒めてほしい。
本当にこんなパワハラやサービス残業が横行する中、また学校の3000倍くらいのストレスの中、働いている世の中のサラリーマンの方々はすごいです。感服致します。
電車に揉まれ雨にも風にも負けずアホみたいな上司にナルシストな同僚、ストレスは尋常じゃないですね。マッサージ行きてえ。
さて、少し脱線しましたが実際に3年経ってわかることをご紹介致します。
入社3年目でわかること

仕事の意味が分かる
まあよく聞く言葉ですね。
これって最近本当に実感してきたことでやっとやっている仕事の意味が分かってきました(おせーよ)
月並みの言葉で言うと普段行っていた「作業」に意味が加わってきました。
僕は人事労務で主に入退社の管理や給与計算を行っているのですが
「入社者の管理をもっと楽にできないか」「給与計算で今の倍の規模になったら今のままの業務のやり方でいいのか」等と考えることが多くなってきました。
今まではただただ締め日までに終わらせることを考えていたのですが効率化みたいなことが頭によく浮かぶようになってきました。
「ただ作業を行う」のではなくて「考えながら業務を行う」に変わっていったのかもしれません。
後輩ができる
会社によると思いますが3年もいれば辞めていく人もいるし新しく入社してきた後輩が入社してきたりします。
僕の同期で業務中にYouTubeばっか見ていた人は辞めていきました。
後輩ができると人によると思いますがテンション上がりますよね。
責任が増える
3年目にもなるとある程度業務は任されるので業務の幅が広がります。ただそれに伴って当たり前の事ですが責任も伴います。
人によってはとても嫌ですよね。
ポジティブに考えれば業務の幅が広がり自分の裁量が増えるので成長には繋がるかもしれませんね。

成長なんていらねえ!楽をしてえ!卍
という方にはあまり必要のないものかもしれませんが。
仕事のモチベーションが下がってくる
やはり新しいことを始めたフレッシュな1年目に比べると大分モチベーションは下がります。
色々な理由がありますが思い浮かぶことをずらっと並べてみると
- 同じことの繰り返しで飽きてくる
- 将来に不安を感じる
- 上司にイラっとする
- いつまで経っても何も仕事をしないアホな先輩
僕の行っている仕事上、毎年同じことの繰り返しなのでいかにやりがいを見出すかが大事だとよく偉い人に言われます。
でも仕事自体にやりがいって感じませんよね。僕は社会人不適合者かもしれません。
まあ知識がついたり仕事を効率化をするのは楽しいです。

働かないでお金を手に入れたい★
人間関係は仕方ないですね。特に人間なんて何をいっても変わらないのが人間です。
素直に諦めましょう。
ただ面白くないお話をしてくるのは止めていただきたい。。
やりたくない仕事を3年もやる必要はない

さてここまでつらつらと3年続けると分かることを書いてきましたが、それが良いか悪いかで言ったら恐らく世間的には良いのでしょう。
ただやりたくない仕事や自分に合っていないなと思う仕事を続けるのは個人的には良くないのかなと思います。
自分の経験を踏まえて理由をご紹介できればと思います。
やりたくないことを3年続ける意味は少ない
3年と言ったら中学生活や高校生活を入学してから卒業する年数です。
例えばですが中学で本当は野球をやりたいのにやりたくないサッカーを我慢して3年続けていたとしましょう。
こう聞くと馬鹿馬鹿しいと思いません?いや野球やればいいのにって。
中学や高校はそういったミスマッチがないように仮入部を設けているのですが。
将来俺はプロ野球選手になりたいんだ!甲子園の土を踏みたいんだ!
本当によく考えてそう思うならすぐに野球部に行くべきです。
ここでサッカーを3年続ける意味はないとは言い切れませんがプロ野球選手や甲子園の土を踏みたいなら野球をやった方が良いですね。
野球のキャリアを積んだ方が良いです。
もちろんよく考えて行動するのが前提です。
「とりあえず3年」という言葉に囚われなくていい
「とりあえず3年」という悪魔のワードに思考停止して囚われなく大丈夫です。

仕事は3年やってやっと半人前だ!卍
石の上にも三年最高!卍
こう言っている本人もなんで3年なのか意味が分かっていないです。
そもそも「石の上にも三年」とは下記の通りです。
冷たい石の上でも3年も座りつづけていれば暖まってくる。がまん強く辛抱すれば必ず成功することのたとえ。
引用:goo国語辞書
ここでの3年は厳密に申し上げると本当に三年ではなく「長い間」の意味合いが強いです。
たしかに職歴は3年が一つの目安になりますし
3年以内に辞めてしまうと「長続きしないんだな」といった印象を受けることは間違いないです。
実際に転職活動は苦労しました。
そういった点では仕事をとりあえず3年続けることに意味はあります。
ただ
- 今の会社が本当に大変
- ストレスの多い職場
- 本当によく考えてやりたいことが見つかった
こういった方たちは転職しても良いのかなと感じます。

時と場合にもよりますが「石の上にも三年」という言葉に
縛られる必要はないと思います。
入社して半年で辞めても生きている男がここにいる
繰り返しになりますが僕は新卒で入社した会社を半年、2社目を10か月目で辞めました。
スペシャルクズ野郎です。
そんな僕でもこうして生きています。多分月並みの給料を頂いていて普通の会社員出来ていると思います。
割と普通に転職もできます。苦労しましたが。
もちろん1社目でちゃんと働き続けている人たちに比べたら世間的評価は低いかもしれません。
ただ1社目・2社目で死ななくてよかった。やりたいことが見つかって本当にそう思っています。
さいごに
・会社を辞めたい方
・「会社に入ったら3年間はやれ!」と言われる方
「この会社無理だな」「やりたいことが見つかった」
本当によく考えてこういった結論に辿り着いた方たちは転職を視野に入れてもいいと思います。
思考停止して辛い思いをしてキャリアにもならないことを続けることはしんどいと思います。
人間は身体に傷を負っても治ることの方が多いですが、心の傷は治りにくいことの方が多いです。
3年続けることもとても立派だと思いますし、3年以内に辞めることを悪だとも思いません。
3年目に入って分かったことです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。