こんにちは。今回は入院したら禁煙できた話をご紹介いたします。
最近タバコに対する規制が激しくなってきましたね。特に都内では。 禁煙する方が増えてきたのではないでしょうか。
僕の周りでもタバコをやめる人が増えてきました。友人でも吸っている人は10人に1人くらいですし、母親もやめました。父親は「やめるものか!」と言い張っていましたが。
今は外では必ず指定の喫煙の場所でタバコを吸い、最近では飲食店も全面禁煙のところが増えてきました。個人的にはカフェや居酒屋でタバコが吸えないってのは随分厳しくなった~と感じています。僕が小さい頃はバスの席に灰皿があったのをまだ覚えています。
本当にやめてよかった。いやあ本当に。
僕は数年前まで愛煙家でした。特に寝起きの一服最高!食後の一服最高!何気なく吸う一服最高!とにかく最高!バカでした。
ずっとやめようかな~やめたいな~とか思っていたのですがひょんなことで入院をしてそのまま禁煙できました。
正直ほとんど努力しないで禁煙ができてしまったのでご参考になるかわかりませんが今回は自分なりの禁煙の経験をお話しできればと思います。
突然の入院決定


私事なのですが僕は1年に1回38~39度の熱をだします。特に季節の変わり目に。
6月くらいだった気がするのですがいつも通り39度の熱がでて「あ、風邪ひいた。会社休もう~」と思って会社に電話して休みを獲得して病院に行きました。喉がとても痛かったのを覚えています。感覚としては唾を飲むのも痛いくらい。そんな中でもその時はまだタバコは吸っていました。
病院に着いて先生に「喉が痛いです」と伝え、先生に喉を診てもらうなり


「あ、これはうちでは無理です。大きい病院で診てもらって入院してください。
と言われました。もっと熱くなれよおおおおおお
そのままタクシーでちょっと離れた大きい病院に行くことになりました。
人生の瀬戸際
さて、始めに行った病院では診断不可と門前払いをされ、ふらふらになりながらタクシーで大きい病院に行きました(40度くらいあった)
死に物狂いで大きい病院に行き2時間くらい待たされ、決死の思いの診断結果が


扁桃炎です★
と診断されました。簡単に言うと喉がばい菌とかウイルスで腫れてしまうという症状です。
写真で見せられたのですが喉が真っ白になっていてすごく腫れていたのを覚えています。
そこで


二度とタバコ吸わねえ
と強く誓ったのを覚えています。前日に大量にお酒を飲み大量にタバコを吸っていたのでそれが原因なのかなと思っています。あの真っ白な喉にタバコをぶち込むのは狂気の沙汰だなと感じました。
そこで先生が


どうする?扁桃腺切る?それとも入院する?


痛いのは嫌です!!!
ということで入院することになりました。簡単に喉切るとか言わないでほしいですよね。まったく
ちなみに切れば入院はしなくてもよかったみたいです、絶対に嫌でしたけど。
実際そのときはご飯も食べれないし飲み物も飲むのもしんどいという状況だったので、扁桃腺を切らないのであれば、点滴を打った方が良いということで入院を決めました。
ちなみに入院することが初めてでそれも本当に嫌でした。こわいじゃないですか。入院するなんて事故か死ぬ前じゃないと自分には絶対ないって思っていたので。人生に絶対なんてないんだな~と勉強になりました。
入院とともに禁煙がスタート


さて、満を持して入院生活が決まったのですがとにかく暇でした。何もすることがない。お見舞いとか来てもらうと本当に嬉しく感じましたね。
誰もいないときは暇だったのでずっとAmazonプライムで映画を見てました。ドキュメンタルは本当に笑った。
入院生活中は喉が痛すぎてご飯は食べれない。食事が出たとしてもおかゆで味がなくて申し訳ないけどおいしくないし、ずっと寝てるしかないので本当に本当に苦痛でした。
あと個人的に注射が嫌いなので採血とかも苦痛でした。
そこで再び二度と入院したくないなと思いました。禁煙の決定打は注射です。
ちなみに先生方には「タバコを吸っていたらやめた方が良いよ」と言われたので「二度と入院したくないのでやめます」とすぐに了承しました。
結論を申し上げると正直そこからタバコを吸いたいという気持ちが一切なくなったんですよね。(本当に入院したくないので)真っ白な喉を見ちゃっているわけですしご飯美味しくないわけですし。
「もう嫌だ!二度と入院したくない!」という気持ちからタバコを吸うことをやめました。
禁煙するためにやっていたこと
基本的には確固たる決意でタバコを吸うことをやめたのですが、なんだかんだ少しは吸いたくなる瞬間は少なからずありました。タバコの依存性ってこわいですね。
吸いたくなって僕が行っていたことは
です。禁煙は人それぞれの方法でやると思うのですが僕はこれが効果的でした。
僕はタバコを習慣で吸いたくなるタイプでした。例えばご飯を食べた後なんて猛烈に吸いたくなるわけですね。
ご飯食べた後の歯磨きをする人は多いと思うのですがそれに加えてモンダミンをするのがおすすめです。口の中がすっきりして吸いたいという気持ちが木端微塵になりました。あとはそのままベッドでひたすらドキュメンタルを見てタバコは忘れていました。
基本的には「これ以上喉をいじめたくない」という気持ちでタバコは吸いたくなくなっているわけですが微妙に吸いたい気持ちはこれで乗り切っていました。
今でもその習慣は続いていて、要するにご飯を食べたら歯磨き+モンダミン!に習慣を置き換えました。
習慣を置き換えるのはおすすめです。
退院
入院して5日くらいが経った頃、


もう退院してもいいよ★
と言われ「ようやく退院か…。」と感慨にふけって請求書を確認すると入院費が6万円でした。
いや、5日くらい入院していたらそのくらいかかるだろうとわかってはいるのですが、自分はただただベッドで寝る毎日。その寝てるという行為だけで6万円かかるというのが恐ろしいことだなと感じました。(もちろん食事が出たり点滴をしてもらっていましたが…。)
喉腫れて入院か~。再び再び二度とタバコ吸わねえと思いました。そこから二度とタバコを吸うことはなくなりました。
さいごに
いかがだったでしょうか。今回は入院したら禁煙ができてしまったというお話をご紹介いたしました。
ちなみに今も僕はタバコを吸っていません。やめれています。
僕は禁煙する!というより自分の喉がかわいそうだからもうタバコは吸わないという慈悲の気持ちで禁煙しました。珍しいタイプですね。
また禁煙外来が3か月で2万円程度らしいので入院は圧倒的にコスパが悪いですね。禁煙外来行った方が良いです。
あのとき「退院できた~!さてタバコでも吸いますか★」とならなかった自分を褒めたいですね。
禁煙方法は人それぞれだと思いますがガムを嚙むことや禁煙パイポを使うこともいいかもしれませんが慈悲の気持ちを持って禁煙するのもいいかもしれません。
ここまでお読みいただきありがとうございました。