人事労務の部署の雰囲気はどんなことを想像しますか?人事労務の部署と言うと給与計算を行ったり、社会保険の手続きを行う部署です。
「暗そう」「ずっとパソコンと向き合ってそう」「一言も喋らないで一日が終わりそう」
こんなことをイメージされるのではないでしょうか。半分は正解だと思います。
今回は僕が現役で人事労務の部署で働いているので職場の雰囲気やどんな人が多いのかをまとめてみました。
人事労務に限らず事務職全般の職場にも共通することだと思うのでこれから人事労務の部署や事務職で働きたい!という方はぜひご参考になれば幸いです。
部署の雰囲気
まず僕は前職でも事務で働いた経験があり、現職では人事労務の部署で働いております。2つの職場で働きましたが、共通することは「職場の雰囲気は暗くはないがとても静か」というのが実態です。
暗い明るいは人によりけりな気がするのでなんとも言えませんが大人しい人は多いですね。いわゆるパリピな人はいないです。
作業自体は計算や書類の作成を行う等、どうしても集中を要するものが多いので部署内は静かなことが多いですね。
ただ「ずっと一言も喋らないの?」と言われればそうではありません。むしろ事務職こそコミュニケーションを取らなければいけない部署なので部署内の人とも他部署の人とも多くのコミュニケーションをとります。
他部署の人でなにか給与に関することでイレギュラーがあった場合はそういったことの背景を聞かなければならないこともありますし、労務関係について聞かれることもしばしばあります。
また相談されることが多かったり、他部署と連携して給与を作っていくという一面もあるので話しかけやすい雰囲気は作っていると思います。
例外で話しかけるなみたいなオーラを出している人もいましたがそういう人は浮きます。そういう人は事務職に限らずどの職場に行ってもそうだと思うのでそういう人をみても気にしないでください。
人柄
次に人事労務で働いている人の人柄をまとめてみました。
人柄なんて人によるってところが多いと思いますがこういう人が多いんだなくらいで見てもらえれればと思います。
真面目
みんな真面目です。数字を扱うこともあるのでより一層真面目な気がします。一緒に仕事をしていて安心するんですよね。
余計なトラブルも起きないし起きたとしても冷静に対処をするので二度と同じミスが起きないようなことを懸命に考え合います。
あと余談ですが事務職って意外にもチームプレーなんですよね。なので報告・連絡・相談の徹底をしている人が多いです。
コミュニケーション能力は高い
上記でも説明をしましたが事務職はチームプレイが多いです。一人で黙々と作業をするっていうイメージは半分正解で半分不正解です。一人で黙々と作業をするというのが切り取られていてるように感じますが1日の中で喋らないということはほぼありません。
また繰り返しになりますが他部署の人と仕事を行うという面もあります。他部署の人の要望を受けれつつ、自分の部署の要望も聞いてもらうといったことの擦り合わせや調整を行っていくので、特に上司の方でコミュニケーション能力が高い人が多いです。
役職についていない人はしばしばコミュニケーション能力が低い人はいるかもしれません。
効率化の鬼がいる
事務職って良くも悪くもルーティンワークなんですよね。なので手でやる作業や毎度毎度同じ作業をするのが非常に煩わしいです。間違えやすいものを毎月やるのもストレスですし。
そういったものをエクセルの関数やマクロを使って効率化しようという人が多いです。そうすることで一つの仕事に対しての作業量が減るし間違えるリスクも下がって暇な時間が増えてハッピー!ってことですね。
僕もそのタイプです。というより事務職に就いてその考えが一層強くなりました。
細かい
事務の仕事はとにかく細かい数字を扱うことが多く、絶対に間違えてはいけないので細かい性格の人が多いです。
1円や1つの桁が違うと大問題になるということは分かるのですが、仕舞いには書類のフォント(文字の太さや色)が気に入らないみたいなことを言い出す輩もいます。
事務の仕事をしていると細かい性格になっていくというのもあるみたいですね。細かすぎですね。
さいごに
いかがだったでしょうか。今回は人事労務の部署の雰囲気や人柄についてまとめてみました。
前述したとおりですが、人事労務の部署というより事務職全般に言えることだと思います。付け加えると一人で黙々と作業をしていたい方や、この仕事は自分の範囲ではないと線引きをする方は事務職に向いていないと思います。
個人的には細かい数字を扱うことが苦ではなかったり、コミュニケーションをとってオールマイティに仕事をこなしていくということができる人が人事労務や事務職に向いていると思うのでぜひ目指してみて下さい。
ここまでお読みいただきありがとうございました。